（最前線リポート・人手不足、観光バス休み運転手確保、北鉄、
「生活の足」を重視）
コロナ禍から観光需要が盛り返す中、石川、富山県内の各業界で人
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手不足感が強まっている。バス業界ではコロナ前から課題だった運
転手不足に拍車が掛かり、各社は観光バスを運休して路線バスのド
富山県内の各業界で
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ライバーを確保したり、高速バスの増便見送りを検討したりして急
場をしのぐ。
金沢市割出町の北陸鉄道本社駐車場の一角に、ベージュ色のバスが
１カ月以上停車している。１月１０日から運休している定期観光バ
スコース「かなざわめぐり」用の車両だ。北鉄は同時期に輪島市を
巡る「わじま号」の運行も休止し、野々市金大線も昨年１１月から
一部の便が運休している。
「通勤・通学に欠かせない路線バス」
（必要数に１割足りず）
「通勤・通学に欠かせない路線バスの運転手を確保するだけで精い
の運転手を確保するだけで、戻る１
っぱいだ」。北鉄の担当者は窮状を訴える本来必要な運転手６０８
人に対して昨年１１月時点で在籍するのは６０人少ない５４８人。
北鉄が「人繰りがつかず、運行に支障を来す」とする全体の９割
（５４７人）をやっと超える程度だ。
昨年は、利用の激減した貸切バスの運転手が路線バスの運行に回っ
ていたが、団体客の貸切需要が戻ってきたことで、この冬から人員
が調整できなくなった。
そうした状況をを打開するために運休したのが、毎日決められた観
光コースを巡る定期観光バスだ。電車など代替の移動手段があり、
運休の影響は小さいとの判断で、担当者は「生活の足である路線バ
スは安易に休めない。需要回復が見込める中、観光バスに乗りたか
った客には申し訳ない」と残念そうに話した。
「富山地方鉄道（富山市）」
（富山地鉄増発「厳しい」）
富山地方鉄道（富山市）も人員の悩みを抱える。
も人員の悩みを抱える、戻る２
同社のバス運転手は本来２３１人が必要なのに対して２０５人しか
おらず、充足率は８８・７％だ。北鉄と同じように、高速や貸切の
運転手が路線バスの運行をカバーしている。
観光シーズンの春には、高速バスの需要の高まりが想定されるもの
の、追加の運転手用意できる見込みはなく、増発は厳しいのが実情
だ。
富山地鉄は運転手を増やすため高校生向けの説明会を増やした。北
鉄も大型２種の運転免許取得を全額補助する制度で人材の呼び込み
に力を入れる。
「もっとも、多くの業種で人手が」
もっとも、多くの業種で人手が不足する中、運転手が春までの数カ
不足する中、運転手が春までの、戻る３
月で集まる見込みはなく、路線見直しは避けられないのが実情だ。
３月の春のダイヤ発表を前に、各社は運転手の負担軽減と、路線維
持の板挟みに悩まされることになる。最前線リポート・人手不足、
観光バス休み運転手確保、北鉄、「生活の足」を重視。少し景気が
よくなったら今度は人手不足である。どの業界も人手不足で困って
いるようである。特にバスの運転手は大型２種の免許取得が必要な
ので時間も費用もかかるので、短期間では無理である。相当の覚悟
が必要である。路線バスが優先なので観光バスは運休させる必要が
ある。どの業界もギリギリでやっている感じがします。
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