(能登町インドネシアの20歳、イカ釣り実習生初航海、不安の日
本海小木から大漁期し)
11日、中型イカ釣り船の国内有数の拠点、能登町小木港から日本
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海へと出漁船上に、漁業技術の習得に集中するインドネシア人技能
実習生の姿があった。「ようやく船に乗ることができて本当にうれ
能登町小木港から
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しい」。イカ釣り漁は日本海を取り巻く国際情勢にほんろうされて
きたが、第68徳洋丸に乗り組むムハマド・イクサン・ファディラ
さん(20)は、覚えたての日本語で待望の初航海に高鳴る胸の内
を率直に語った。
出港を告げる汽笛が響くと、ファディラさんは見送りに来た徳洋丸
の船主である蟹豊文さん(63)らに大きく手を振った。「日本で
技術を学びながら一稼ぎし、家族に仕送りをしたかった」。ファデ
ィラさんは3年前から小木での実習を希望していた。だが、コロナ
感染防止の水際対策で日本への入国が制限され、来日は遅れた。
「ようやく制限が緩和」
ようやく制限が緩和され、4月下旬に来日。千葉県の研修施設で日
4月下旬に、戻る1
本語や日本の生活習慣を学び、5月から能登町小木の寮で他の実習
生と共同生活を送ってきた。小木港ではイカ釣り船の仕組みや漁の
方法を学び、実習先の徳洋丸の出漁準備に当たってきた。
同じ船に乗る先輩2人も温かく迎えた。来日5年目でまとめ役のル
ディ・ワ-ユ・ラクソノさん(23)は「後輩が増えてうれしい。
しけで船が揺れる時は怖いが3人で助け合って楽しく学びたい」と
励ました。
2年前に来日したリザル・エフェンディさん(21)も「慣れるま
では大変かもしれないが、一緒に頑張ろう」と優しく話し掛けた。
「平均年齢が20代前半」
平均年齢が20代前半の実習生は、船員の高齢化が進む小木のイカ
実習生は、戻る2
漁にとり、今や欠かせない存在となっている。船上ではイカの運搬
や冷凍作業、仕分けなどの力仕事が多く、若い実習生に頼ることが
多い。
今年は3年ぶりに操業に必要な実習生約50人が確保でき、出漁に
間に合った。ファディラさんは「不安はあるが、優しい人ばかり。
何でも覚え、インドネシアの家族を喜ばせたい」とはにかんだ。蟹
さんは「実習生が一生懸命頑張ってくれることに感謝している。安
全第一で小木のイカ漁を学んでほしい」と期待した。
(「無理しないで」・家族ら見送り)
石川県漁協所属の中型イカ釣り船7隻が11日、能登半島沖の好漁
場「大和堆」周辺でのスルメイカ漁に向け、能登町小木港を出発し
た。燃料高騰や中国船の違法操業、北朝鮮のミサイル発射に加え、
ウクライナ侵攻の影響でロシア側の排他的経済水域(EEZ)で操業
できるめどが立っていない。厳しい船出にも大漁を期す漁師に、家
族や友人は「あまり無理をしないで」と声を掛けて見送った。
昨年度の水揚げ量は過去10年間で4番目に低い2626トンだっ
た。小木船団の持平祐治副船団長(60)=第18興洋丸船長=は
「厳しい年になりそうだが、水揚げが減った過去数年間の分を挽回
できるよう最後まで頑張りたい」と話した。
「漁は来年1月まで続け」
漁は来年1月まで続け、大和堆や北海道沖などに向かう。県漁協所
大和堆や、戻る3
属の中型イカ釣り船は全11隻で、11日には中継地の山形県酒田
港からも3隻が出漁した。残る1隻は北太平洋でアカイカ漁を終え
た後、日本海のスルメイカ漁に合流する。能登町インドネシアの2
0歳、イカ釣り実習生初航海、不安の日本海小木から大漁期し。確
かに日本海は中国船の違法操業、北朝鮮のミサイル発射を17回も
行っている。一つ間違えれば大事故になる可能性もある。後はロシ
アのウクライナ侵攻を速く止めさせなければならない。被害が大き
くなるばかりです。
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