大の里逆転V懸け楽日、きょう大関豊昇龍戦、「全力でやるだけ」

大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)14日目の23日、西前

大相撲春場所

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頭5枚目の大の里が小結阿炎を破って11勝目(3敗)を挙げ、逆

(エディオンアリーナ大阪)

転優勝に望みをつないだ。千秋楽は大関豊昇龍と対戦する。1差で
14日目の23日

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首位に立つ尊富士は朝乃山に破れ、右足を負傷。大卒1年目、デビ

 

ュー6場所目の23歳は「優勝」の2文字を意識しない無欲の相撲

を貫く姿勢で「目の前に置かれた明日の一番を全力でやるだけ」と

力を込めた。

 

(阿炎下し11勝)

目の前で尊富士が朝乃山に敗れるのを見届けても心は揺れなかっ

た。阿炎の突き、押しに後退したものの、冷静にはたき込んだ。こ

れで今場所4人目の三役撃破。土俵下の浅香山審判長(元大関魁

皇)は「立ち合いもいい。体が動いている」と評価した。

「集中力が途切れなかったのは」

集中力が途切れなかったのは、12日目の反省からだ。直前の取組
12日目の反省からだ。直前の、戻る1

で尊富士が初黒星を喫するのを目の当たりにし「欲が出た」。続い

て土俵に上がるも大関琴ノ若に屈し、3敗目を喫した。「余計なこ

とを考えてしまった」という。阿炎戦後の支度部屋で優勝への意識

を問われた大の里は「3敗した時点でないと思っている」と言い切

った。

 

千秋楽は先に土俵に上がる尊富士が敗れた場合、優勝のチャンスが

残る。対する豊昇龍には0勝1敗。雪辱を果たせば、優勝決定戦が

控える。

 

昨年夏場所で幕下10枚目格付け出しデビューし、幕内は2場所

目。優勝すれば、県出身では元大関出島(金沢市出身、大鳴戸親

方)以来25年ぶりで、14度の優勝を誇る元横綱輪島(七尾市

出身)の15場所も上回るスピード記録となる。

「東前頭16枚目の遠藤は」

(遠藤3連勝)

東前頭16枚目の遠藤は西前頭11枚目の佐田の海をはたき込ん
西前頭11枚目の佐田の海を、戻る2

で5勝目を挙げた。突き、押しに後退したが、土俵際でうまく体

を残してはたき込んで3連勝。残り1番に向けて「これで余計な

ことを考えずに準備できるからよかった」と前向きに話した。

 

東十両4枚目の輝は同12枚目の琴恵光を押し出し、6勝目。一気

に攻め込む会心の内容で「しっかり攻め切れた」とうなずき、「気

持ちは変わらず、残り1番に集中する」と話した。

「東十両11枚目の欧勝海は西十両5枚目の」

東十両11枚目の欧勝海は西十両5枚目の白熊の上手投げに屈し、
白熊の上手投げに屈し、戻る3

関取として初めて負け越した。右四つで攻めたが、土俵際の左上手

投げに崩れ落ちた。「勝ちたいという欲が出て緊張した」と唇をか

んだ。大の里逆転V懸け楽日、きょう大関豊昇龍戦、「全力でやる

だけ」。大の里は毎日、いい相撲を取っていた。ここまで来たら優

勝したいと思うだろう。

 

 

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