ポスト国民文化祭が大事、県成長戦略会議で提言、秋の芸術祭、毎年開催を

石川県政の基本的な方向性を示す県成長戦略の策定を担う有識者会
石川県政の基本的な方向性を

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議は20日、金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢で第2回会合

示す県成長戦略の

を開いた。会長の一般財団法人県芸術文化協会の飛田秀一会長(北
策定を担う有識者

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國新聞社会長)は、10、11月に県内で開催される国民文化祭

 

(いしかわ百万石文化祭2023)を県政の発展につなげるため

「今からポスト国民文化祭を考えておくことが大事だ」と延べ、今

は隔年で開かれている「ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭」の毎年

開催も一案だと提言した。

 

(「文化」「学都」生かすべき)

県内では、1992年に国民文化祭が初めて開催された後、開催の

遺産をどう生かしていくかを議論する中で県芸術文化協会が設立さ

れた。イタリア語で「隔年」を意味する単語を冠した「ビエンナー

レいしかわ秋の芸術祭」は同協会などが主催している。

「飛田会長はビエンナーレが果たした」

飛田会長は「ビエンナーレが果たした役割は非常に大きい。2回目
役割は非常に大きい、戻る1

のポスト国民文化祭に何をやるか。ビエンナーレ(隔年)ではなく、

毎年開催することも一つの考えだ」と提案した。

 

席上、県は成長戦略の骨子案を示した。「幸福度日本一に向けた石

川の未来の創造」を基本目標とし、6本柱の具体の戦略を盛り込ん

だ内容を受け、出席者からは文化立県や高等教育機関の集積を生か

すべきだとの意見が上がった。

 

 

水野一郎金沢工大教育支援機構教授は文化施設が集積している兼六

園周辺文化の森を「文化立県のシンボル」と表現。旧県立図書館や

県社会福祉会館などの用地活用を考える必要があるとし、「文化の

森を総仕上げしていくことが多様な波及効果を生む」と話した。

「青柳政規県立美術館長は」

青柳正規県立美術館長は「金沢、石川の成功は、文化を軸にした国
金沢、石川の成功は、文化を軸に、戻る2

おこしであることを強調すべきだ」と語った。

 

庄田正一県観光連盟理事長は、インバウンド(訪日客)の取り込み

に文化体験が重要とした上で「石川は観光立県ではなく文化立県で

あり、金沢は観光都市より文化都市だということを強く受け止めな

いといけない」と述べた。藻谷浩介日本総合研究所主席研究員は

「石川は日本海側のリーダー県なので、成長戦略にもう少し強い打

ち出しがあってもいい」と述べた。「学都」の強みを生かし、全国

の企業から「学び直し」の社会人留学を受け入れたり、日本文化を

学ぶ外国人を呼び込んだりする施策が必要とした。

 

鈴木寛東大大学院教授は「県の施策次第で人口が増えるかどうかの

岐路に立っているのは石川と広島だけで、他はどこも厳しい。他県

に先駆けて規制を緩和するガイドラインを作れば新しい産業、雇用

が生まれる」と指摘した。

 

有識者会議とは別に設けられた産業、農林水産、個性豊かな地域づ

くりなど五つの部会の座長が議論の経過を報告した。

「冒頭、馳浩知事が新年度の当初予算案で」

冒頭、馳浩知事が「新年度の当初予算案でできることはすぐに取り
できることはすぐに、戻る3

組む。21日開会の県議会2月定例会で成長戦略の方向性を議論し

たい」とあいさつした。有識者会議の委員だった浅野邦子箔一会長

の死去を受け、全員で黙とうした。ポスト国民文化祭が大事、県成

長戦略会議で提言、秋の芸術祭、毎年開催を。隔年の国民文化祭の

開催を毎年開催にしたいという提言があった。毎年開催に何か特別

なメリットがあるのでしょうか。なければ隔年のままでもいいと思

います。石川は観光立県ではなく文化都市だということを再認識し

ました。その通りだと思いました。これは大切なことです。

 

 

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